ピルを制する者は人生を制す
みなさん、こんばんは🌙
おうち時間いかがお過ごしでしょうか。
まだまだ寒暖差が激しいので、くれぐれもお身体ご自愛くださいね☘
そして皆様、先日は暖かいバースデーメッセージをありがとうございました🎂
22歳、魅力的なきくちになれるよう精進致します…
どうか今年もよろしくお願いします✌︎
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さて、今回なんですが………
らぶほは一旦「休憩」します💤
タイトルにある通り、今回は「ピル」について語ろうかなと思います💊
急にどしたン?って方もおられると思いますがw
実はきくち、今年の冬頃から婦人科にかかっておりまして、ピルを飲み続けているのです。
飲み始めるまでは正直、ピルに対して不安とか抵抗があったんですが、
いざ飲み続けてみると考えが一変、今や私にとってピルは必要不可欠なものとなりました。
そこで今回は、
実際に私がピルを服用してどのような効果があったかとか、
あまり知られていないピルについて、アレコレ触れていきたいと思います!💊💊
それではスタート🏥👉🏻
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そもそも「ピル」ってなんやねん?
聞いたことあるけど……「避妊」したい女性が飲むもの?
確かに、ピルは飲み続けることで避妊効果を得ることができます。
しかし、ピルの効果は避妊だけではありません。
ピルとは、日本では「経口避妊薬」または「女性ホルモンの錠剤」のことを指します。
はて、なんのことやら……?
まずは、ピルに含まれている成分について説明します。
ピルには二つの女性ホルモン、「エストロゲン(女性美をつくるホルモン)」と「プロゲステロン(妊娠・出産のためのホルモン)」が含まれています。
この二つの女性ホルモンは、生理、妊娠・出産に大きく関わるもので、女性にとって必要なホルモンです。
この二つの女性ホルモンが含まれたピルを服用することで、様々な効果が得られるのです。
ピルを継続して服用することで、排卵を抑え「避妊効果」が期待されます。
それだけではなく、生理不順を改善したり、生理の日程を調整することが出来ます。
(※その他詳しい効果については、次の項目②でご紹介します💁)
生物の授業みたいでしんどくなってきましたね……😭
つまり、ピルとは「女性ホルモンによって生理やホルモンバランスをコントロールする薬」ということです◎
ちなみに、きくちが現在飲んでいるのは
「低用量ピル」といったもので、エストロゲン(女性美をつくるホルモン)が従来のピルに比べて少なめに配合されているものです。
現在、クリニックなどで出されているピルの多くはこの「低用量ピル」なのです。もちろん、低用量ピルは保険適用になります👏🏻
では次は、「低用量ピル」を飲むことで得られる効果について見ていきましょう。
さて、先ほどピルは避妊効果だけでは無いとお伝えしました。
他にどのような効果があるのでしょうか??
現在、低用量ピルには次のような効果が期待されています。
……こんな感じですが、もう少し詳しく説明していきます。
まず、低用量ピルの大きなメリットとして、「重い生理の症状を軽減」することが挙げられています。
生理痛や吐き気などが強い「月経困難症」、出血量が多すぎる「過多月経」などの症状を改善することができます。
また、生理中の症状だけではなく、生理前の不調やイライラを抑えることも効果の一つです。
生理の前に頭痛や腹痛、肩こり、むくみ、便秘、肌荒れ、イライラや気分の落ち込み集中力の低下などが起こる「月経前症候群(PMS、PMDD)」が改善されます。
その次に、生理の日をずらすことが出来ます。大事な試験や旅行に生理がぶつからないようにすることが可能です。
大事な日に生理がぶつかると、全力を発揮することが難しいですからね…💦
また、女性ホルモンの過剰分泌や男性ホルモン値の上昇をおさえることができ、肌荒れが改善されます。
最後に、避妊効果です。
正しく飲めば90%以上の確率で避妊効果が期待されています。
排卵の抑制、受精卵が着床がしづらくなる、精子が腟内に侵入しにくくなるためです。
これだけ良い効果がたくさん期待されている低用量ピルですが、副作用などはないのでしょうか?
現在、世界各国で使用されている低用量ピルは、基本的には副作用といった、日常に支障が出ることはありません。
きくちの実感としても、現在はほぼ副作用はありません。
しかし、飲みはじめた最初の方はお薬が身体と合わず、不正出血や吐き気が強く出ることもありました……。
そんでもって、月経症状が軽減される効果が全く実感できない時期もありました。
現在は薬の種類を変更し、吐き気や不正出血はなくなりました。
お薬が合わなくてこのような不調が起こるのは「よくある」ことらしいです。
試しながら自分に合う低用量ピルを探していくしかありませんな…。
それから、低用量ピルを処方される前に、先生から「ごくまれに、血栓症(血管がつまる病気)になることがある」と説明を受けました。
(実際にきくちが携帯している患者カード)
どうやら、服用し続けることで血栓ができやすくなり、血がつまるリスクが一般の方と比べて高くなるようです。
日頃から水分摂取、禁煙をすることをすすめられましたが、本当にごくまれなので、そんなに怯えることはなさそうですが💦
とはいえ、水分摂取はこまめに気をつけています。
不正出血やら血栓やらビビり散らすようなことばかり書きましたが、お薬が身体に合わなかった場合だけです。
低用量ピルは安全性が確立されているお薬ですので、安心してください☘
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さて、いかがだったでしょうか?
この記事を読んで、少しでもピルについて理解を深めていただけたなら、幸いでございます🙏
ピルは依然として「避妊」に着目されがちですが、実は、生理が重い女性たちの味方なんです。
きくち的にもやはり、飲む前と今とではだいぶ違います。
精神的にも、肉体的にも緩和されて、これまで我慢していたのが嘘みたいです(完全に痛みが無くなる訳ではありませんが)。
もし、生理前や生理中の症状が年々重くなっている方がいたら、ぜひ婦人科を受診することをオススメします。
場合によっては、子宮内膜症など病気に繋がるおそれもあるからです。
日頃から婦人科と仲良くしておいて損は無いので、少しでも気になる方はぜひ受診してみてください🏥
それでは🐽
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参考文献
「雅先生教えて!女子が知りたい自分のカラダと向き合う本」 著者:松永雅美
(松永先生は、きくちの担当医先生ですwwwちゃっかり宣伝)